ケーキの切れない非行少年たち
だいぶ前に話題になりましたよね。
最近は2も出てさらにマンガも出ていますね。
題名から勝手な想像で
「ホールケーキを買ってお祝いする事などがなかった、親子関係が希薄な子どもたちの事なのか?」
幼少期の親子関係は、人格形成に重要なこと。
そういった観点から書かれているのなら、幼児教育に携わるものとして、読んでおいたほうがいいと思い購入しました。
が!!
全く違い内容で衝撃をうけました。
この本には
非行少年は知的や発達の面で問題を抱えている。ということが書かれています。
簡単に言うと
丸いホールケーキの切り方が3等分の仕方がわからない。図形の模写もうまくできない。
このことから、
認知機能の問題や発達障害など脳の機能的に問題がある子が多いのではと考える。
想像力も乏しいので「こうしたら、こうなってしまう」ということも想像できず悪いことをしてしまう。
そもそも良い事悪いことがわかっていない。
そのため反省することもできず再犯してしまう。
といった話です。
すごい簡単に書きましたが。
保育をしていると所謂グレーゾーンなる子たちと出会います。
その子たちが将来困らないように幼少期から支援をしているつもりです。
グレーゾーンの子だけが非行にはしるかといったらそうではないでしょう。
しかしこういった話を頭に入れ
彼らがどのように困っているのか
彼らの目にはどのようにこの世界が見えているのかを考えながら保育をすることで
より具体的に支援ができると思います。
ケーキの切れない非行少年たち2には
支援者がどのようにかかわっていけばいいかが書いてあります。
ぜひ保育者には2冊とも読んでほしいおすすめの本です!!
ケーキの切れない非行少年たち2の方は親目線で読んでも面白い。
ちなみに我が家の子は宿題をなかなかやらない。
そんなことも解決できる関わり方が書いてあります!
詳しくはまた後日。