今回は4、5歳の発表会です!!
0、1歳児はこちら
0歳児、1歳児おすすめ発表会の題材!!(歌、手遊び、絵本、劇などなど) - 保育士ぱじゃくまの子育てプチ情報
2、3歳児はこちら
2歳児、3歳児おすすめの発表会の題材!!(踊り、劇) - 保育士ぱじゃくまの子育てプチ情報
4、5歳は発表会のメイン!!
ばっちり決めなきゃ!!と緊張しますよね・・・
新しいことに取り組むのではなく、今までの保育を振り返りをしてみましょう。
4、5歳児の発達から見るおすすめの題材
4、5歳児は、社会性が大きく育つ年齢です。
遊びのルールを守って役割分担をしたりして集団遊びを楽しめるようになります。
自己主張もしますが相手の気持ちもにも気づき、お互いに話し合いをして解決しようとする姿が増えてきます。
行事や目標に向けて楽しいことをイメージし、見通しを持ち取り組み、
クラスみんなで協力してやり遂げることに喜びを感じ、お互いに助け合う力が育ちます。
自分たちで考えよう!!
自分たちで話し合い何をやるか決める事をお勧めします。
保育所保育指針も改訂され、アクティブラーニングの視点からこの三つの学びの必要性が言われています。
「主体的な学び」
「対話的な学び」
「深い学び」
劇を作るにあたり、どんなことをやりたいか、自分の意見を伝え、相手の意見も聞き話し合いをし、そこからさらに考えて作品を作り上げる。
まさに、アクティブラーニングですね。
話し合いの過程を記録し、まとめるだけで子どもたちの成長を伝えることもできこれも一つの発表になります。
一から考えるのは大変だと思うので、なにかの話をもとにすることもあると思いますが
4、5歳らしさを出すにはぜひたくさんの話し合いをして色々と決めていきましょう!
話し合いのポイント
どの話をもとにするか話し合う
普段読んでいる絵本や歌っている歌その中で劇にしやすいものはないか
今までの保育を振り返るいい機会になりますね。
登場人物のアレンジ
話が決まったら登場人物を決めましょう。
動物が出てくるなら、みんなの好きな動物や興味のある動物に変更してみてもいいでしょう。
身の回りのことに興味関心を持つことが大事になってくるので、自分の演じる動物(役柄)について調べてみるのもおすすめです。
動物の特性を知ると小道具つくりの際も想像が広がります。
セリフを考える
基本的な文法が完成し、子どもたちだけの会話もすべて理解できる年齢です。
登場人物の行動に感情移入し物語を楽しめるようになるので、セリフを考えることもできる様になってきます。
個性輝くセリフがたくさんできると思います。
小道具の案を出し作る
素材からデザインまで考えて、自分達で作り上げる。
今までの遊びの中で素材の特性に気づいたり思ったことを作品として表現することができ
10の姿の豊かな感性と表現につながっていく活動になります。
また、協力して何か作品を作り上げるなかで助け合いや協力してやり遂げる達成感や喜びを感じることができます。
ここでポイントになるのは、発表会だから取り組みましょう!!
ではなく、
今まで取り組んできたことで何か発表という形にできることがあるか、今までの保育を振り返ることが大切です。
普段から遊んできた遊びを劇の中に入れて発表したり
取り組んできた製作の技法を発展させて小道具を作ったりと
連続性のある保育の延長に発表会があるといったスタイルで取り組めるといいですね