♪グラタンパパイヤチョコレート!ジャンケンジャンケンジャンケンジャンケン…ジャンケンジャンケンジャンケンジャンケン…。
ひらけポンキッキで、流れていた曲。
「ジャンケンパラダイス」
当時キッズだった私には、刺激が強くトラウマ級です。
バルタン星人のような怪人たちが3体出てきて、少女とじゃんけんをして遊ぶ。この奇妙なやり取りも恐怖を植え付けるには十分すぎる。
出だしが、テレビから半身を出して手招きする怪人…後の貞子を彷彿とさせるようなホラー感。リング制作者はじゃんけんパラダイスをリスペクトして作ったんじゃないかと言っても過言ではないような…。
原っぱで怪人達とダンスをする少女。そして突如として開く異空間。そこから出てくる巨大なじゃんけんの形をした手(グー、チョキ、パー)達。
後半には、たくさんのビルが描かれた背景のセットに移動。怪人たちが巨大化したかのように見せている。その背景のビル群も歪な形、独特な色使いで不気味な雰囲気が漂っている。
さらにラストに、ジャンケンジャンケンジャンケンジャンケン…という、ややエコーがかった歌詞に合わせて怪人と、少女がテクテク歩く。それがこちらに近づいてきて画面から出てくるのではと思わせる感じがして当時はほんとに怖かった。(おとなになって確認したら、それほどこちらへ来ている感じはないが(笑))
今見ても怖い。
ちなみに
作詞:森由里子さん ドラゴンボールの「摩訶不思議アドベンチャー」の作詞等
作曲:本間勇輔さん 古畑任三郎のテーマ曲や幽遊白書のサントラ等
振付:牛丸謙さん 日本ジャズダンス協会理事
と、そうそうたるメンバーによって作られています。
アラフォー世代の記憶に残る名曲です。
2歳年上の姉に確認をしたら、姉は2歳年上なだけあって、当時恐怖感はなかった模様。面白かったと。
他にもこの世代でトラウマと言われている、みんなのうたの「メトロポリタン美術館」や「まっくら森の歌」などありますが、不気味さで言えば「ジャンケンパラダイス」が一番です。