保育士ぱじゃくまの子育てプチ情報

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なぜ赤ちゃんは、おもちゃを投げる??崩す??破壊遊びって何??

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我が家は

上の子が3歳に時に下の子が生まれました

下の子が動くようになると、上の子がせっかく作った
積み木やパズルを崩す!!
崩してさらに投げる!!

上の子のイライラは半端なく。
でも相手は赤ちゃんだからと我慢したり。
時には怒り出したり。

とにかく崩しまくっていました。

親の手があるときは、下の子の遊びに付き合ってあげられますが

私が困ったのは保育園から帰ってきてから
一人で子どもの面倒を見ながら夕飯の支度をしなければいけない時

上の子が
「壊されたー!!」「こっち来ないでー!!」と泣いて怒る

このやり取りで家事が中断されとってもストレスで…

赤ちゃんがおもちゃを崩すのはよく見るけど
なぜ…

なぜ崩す??

それには理由があるんです

6か月頃になると「破壊遊び」と言う、ものを壊す遊びを楽しみます。

破壊遊び(6か月頃)
身の回りのものの性質をしろうとして、
ものを投げたり、落としたり、バラバラにしたりする。
ものに対する支配を楽しむ。

引用史上最強図解 よくわかる発達心理学 | ナツメ社

破壊遊びが始まったということは
ものの性質を知る大切な時期が来たということですね

ものの性質を知ると言えば

「中身入りかと思って持ち上げたヤカンが空だったときのヤカンの持ち上がり方は異常」

と某掲示板の有名なスレタイですが…

まさかの空とは思わず、力を入れすぎてしまう。

水が入っている時の本来の重さを知っているからこそ、持ち上げるときの力加減がわかる

その物の性質を知っていると適切に扱えるようになる事と、
ほんの少し通じるものを感じこの言葉を思い出しました(笑)


破壊遊びから赤ちゃんは学ぶことがたくさんあります
小さいうちにたくさん学んだからこそ
ものの性質を知り色々なものの扱いができるようになります


運動機能もそうですね
小さいうちにいろいろなことに挑戦し
多少のケガをしながら身に着いていきます。
そういった経験がないと
大きくなってから大けがをすることがあるのと同じです

その時期に学ぶべきことを学んでいないと
後々困ることになります


だからと言って
何でもかんでも容認するのではなく
危険なものは取り除いたうえで
破壊遊びをしてください

寄り添うと容認は違う

子どもの気持ちに寄り添う育児
子どもの言うことをなんでも容認する育児と、
とらえた例として研修で聞いた話ですが


予防接種に来たお母さんが
「この子、泣いて嫌がってるので予防接種しません」
と言って帰ったとか帰ってないとか…
先生が説得したとかしてないとか…

結末は覚えていないのですが…

泣いて嫌がる気持ちに寄り添うことは大切だけど、そうではない
寄り添いつつ
正しい道に導くことが親の役目


正しい道は親の考える正しいと思う事。
そこは人それぞれ違います


そのお母さんは予防接種を受ける事が正しいと思い病院に来たのに
泣いたからと言って帰ってしまう

泣くほど嫌がることはしないという考えなら
帰っても仕方ないと思いますが

今後もその方針を貫くのかどうか

そんなことができるのか…

いろいろな子育ての考え方があるので
正解はないのですが…

と、話は戻して

破壊遊びも
破壊したい!!という気持ちに寄り添いながら
安全にできるといいですね



冒頭にも書いたように
我が家はこの破壊遊びによる
兄弟ゲンカが頻発…

私も、自分の好きな様に遊べない子どもたちも
みんながストレスを抱えていました…

が、2つのアイテムで何とか乗り切りました
アイテムについては後日書きたいと思います