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慣らし保育の期間と必要性について保育士が解説!! - 保育士ぱじゃくまの子育てプチ情報
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慣らし保育中の子どもたちのリアルな様子! - 保育士ぱじゃくまの子育てプチ情報
今回は、慣らし保育の乗り越え方をお伝えします。
送迎
慣らし保育は、通常の保育時間より短時間になります。
その為仕事の休みを調整する必要があります。
・慣らし保育の時間に合わせて休みをもらう
・父母交代で送迎
・祖父母に送迎をお願いする
・ファミサポさんの利用
がありますね。
復帰したばかりで、休みをとるのが難しい保護者も多い様で、祖母の送迎や、父母の交代での送迎が多いですね。
ファミサポさんのお迎えもありますが、慣れていないと、慣らし保育で疲れている中さらに子どもに負担がかかります。
早めにファミサポさんに登録して、慣らし保育が始まる前に、短時間、数回預けておいてファミサポさんに慣れておくのもおすすめです。
緊急時のお迎え
慣らし保育中の子どもたちの様子でもお伝えしましたが、体調を崩しやすくなります。
通常の保育よりもお迎えの要請が多くなることが予想されます。
その場合はどうするか、母が仕事を早退するか、父、祖父母にお願いするかなど決めておくことをおすすめします。
入園前面接時に子どもの様子を細かく伝えておく
普段の何気ない事が保育士にとって役立つ情報になります。
入園面接で、
保育士が「母乳以外の水分は取れますか??」と質問をして
親御さんが「水分補給できます。(ストローで水が飲める)」と答えても
保育士側は園の水分補給方法が「コップで麦茶が飲む」だと、それができると思ってしまいます。
保育が始まってみて、「水分補給ができるって聞いていたけど・・・」となってしまいます。
この様な行き違いをなくすためにも細かく伝えましょう。
食事
・好き嫌い(酸っぱいのが苦手、固いのが苦手等々)
・家でよく食べるもの
・ご飯のかたさや、おかずの大きさ
・好みの味付け
・手づかみ、スプーン、親があげている
・だっこで食べている
・椅子に座っている
・ストローで水分補給
・コップで水分補給
・お茶や水は飲めるか
水分補給ができないとお迎えをお願いすることがあるので、どのように、何なら飲めるかを細かく伝えておきましょう。
お昼寝
・だっこで寝る(横だっこ、縦だっこ、座ってだっこ、たって抱っこ)
・おんぶひもの中で寝てから、お布団に下ろす
・ラックで揺れなが寝る
・バウンサーで寝付く
・メリーを見ながら
・音楽をかけながら
・指しゃぶりしながら
・大好きなタオルを持ちながら
・横向き
・うつぶせ
・子守唄を歌う
などなど、こちらも細かく伝えておきましょう。
普段の何気なくやっている事を少し細かく思い出しておいて、面接の時に伝えておくことをおすすめします。
睡眠は大切になってくるので、慣らし保育を乗り切るには重要な情報になってきます。
生活
お気に入りのおもちゃやキャラクター、お気に入りグッズがあるときは、こっそり保育園の鞄の中に忍ばせておいてもらえるといざとなったときに、取り出して、子どもたちも安心して過ごせます。
(園によっては、保育に必要な持ち物以外持ち込み禁止のところもあるので、担任の先生と相談してみてください。)
・お気に入りのタオル
・おしゃぶり
・ママのハンカチ
・好きなキャラクターの洋服
実際お気に入りのタオルを持ってくる子は多くいて、タオルのおかげで泣かずに落ち着いて生活できていました。
入園前に家でやっておくこと
入園前の面接でも言われることだと思うのですが、とても大切なことなので是非取り組んでほしいとおもいます。
母乳のみの場合は、家でミルクの練習をしておいてください!
白湯や麦茶も水分補給で提供するので慣れておくと、受け入れ保育がスムーズに行きます。
脱水になる可能性があるので母乳以外の水分に慣れておくことがたいせつになります。
家だと、ママがいるから、母乳があるから他のものは絶対に嫌っ!!
という赤ちゃんも多いので、園に来てから、水分補給がうまく行かないパターンが多いです。
保育園にはママもいないので母乳も飲めず諦めて、他のものを飲むことが多いのですが、それに至るまで、泣いてしまうことも多いので体力を消耗します。
母乳以外はどうしてもダメそう!といった場合は
母乳を搾乳して哺乳瓶やスプーンであげる練習をしてみてください。
哺乳瓶やスプーンに慣れておくだけでも水分補給がスムーズにいく場合があるので色々試しておくことをお勧めします。
体調を崩さないために
慣らし保育の必要性でもお伝えしたように、生活リズムが乱れ、集団の中で過ごすことで、体調を崩しやすくなります。
なるべくのんびりおうちで過ごして、疲れがとれるようにすることが大切です。
やはり睡眠は大切になってくるのでいつもより早めに寝かしつけるようにしてみてください。
体調を崩すと、休まなけらばならなくなります。
そうすると、慣らし保育やり直し、延長になってしまいます。
慣らし保育期間中は、祖父母に預けたり、ファミサポさんの利用で乗り切る場合もあると思いますが、一番疲れが取れるのは、父母と自分の家で過ごすことだとおもいます。
そのため、時間休をとるなどし1時間でも早く、父か母とお家でゆっくりする時間をとると、体調も崩さず、元気に通え慣らし保育を終えることがでると思います。
元気に慣らし保育を乗り越えられる様ゆとりある勤務時間で働けるよう、職場と相談してみてください。